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特集

秀峰 北海道駒ヶ岳

「日本新三景」選定から100余年
今も大沼を見守る「駒ヶ岳」

北海道駒ヶ岳は、北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山で、渡島(おしま)半島のシンボル的存在となっています。かつては、富士山のような円錐形の山容をしていましたが、5万年~3万年前の大噴火により山頂部分が崩れ落ち、幾度の噴火を経た後、1640年の大噴火により剣ヶ峰、砂原岳といった複数の急峻な頂となだらかな裾野を合わせ持つ現在の姿になったと言われています。このため、駒ヶ岳は見る位置によって様々な姿を見せ、四季折々の景色をまったく趣の異なる姿で楽しめるのも魅力の一つとなっています。

現在も活火山である駒ヶ岳ですが、例年6月〜10月の期間(開放時間 9:00〜15:00)、登山を楽しむことが出来ます。登り約1時間の一本道が続く駒ヶ岳登山は、初心者にもおすすめです。(登山道は火山礫で大変滑りやすくなっていますのでご注意ください。)カラマツ林広がる登山道からは、前方に鋭い山頂部分の剣ヶ峰、後方に大沼湖・小沼湖を望むことができ、美しい大自然を満喫することができます。
また、1915年(大正4年)に出版社・実業之日本社(東京)の雑誌「婦人世界」が「日本新三景」の名称で景勝地を選ぶ全国読者投票を募りました。そこで、静岡県 三保の松原、大分県 耶馬溪とともに大沼公園は日本新三景に選ばれ、選定から100年を迎えました。

※登山情報に関しては、森町役場防災交通課(TEL01374-2-2181)にお問合せください。

画像提供:水上 詔明  無断転載は固くお断りいたします。

駒ヶ岳ビュースポット6選

(島巡りの路)
公魚島のベンチから

(レストラン リバージュ付近)
湖月橋への道

(島巡りの路)
湖月橋と駒ヶ岳のビュースポット

(湖畔周遊道路)
北緯42゜の標

ミルクロード

日暮山頂上からの展望